2024 / 09 / 30
立德新能源社、長庚国際エネルギーと提携し、40MWの国産エネルギー貯蔵プロジェクトに投資
国内エネルギー貯蔵市場衰退傾向に直面する中、リーダーエレクトロニクス社グループの子会社である立德新能源社は形勢を乗り越え、
長庚国際エネルギーとの協力協定を締結しました。
両社は共同で40MWのE-dRegエネルギー貯蔵プロジェクトに投資・建設する予定です。
このプロジェクトは2023年第4四半期に着工し、2025年第4四半期に完成・受渡しを予定しています。
今回の提携において、立德新能源社は豊富なEPC(設計、調達、施工)経験を活かし、長庚国際エネルギーが製造する国産エネルギー貯蔵システム機器を採用し、
これにより、国産バッテリーを使用したエネルギー貯蔵施設を建設します。長庚国際エネルギーは、台塑グループ創業者の王永慶氏の娘である王貴雲氏が
主導する企業で、国内有数のリチウム鉄電池メーカーです。両社の強力な提携により、国産エネルギー貯蔵市場に新たな活力がもたらされることになります。
現在、リーダーエレクトロニクス社グループは以下のような複数のグリーンエネルギー事業を展開しています。
• 緑立新能源:3.5MW dReg 0.25エネルギー貯蔵プロジェクト
• 創利鑫エネルギー:40MW E-dRegエネルギー貯蔵プロジェクト
• 芮徳新能源:電気自動車車充電スタンド運営事業に特化
リーダーエレクトロニクス社は長年、スイッチング電源および磁性部品の分野に注力してきましたが、競争が激化する業界において、製品ポートフォリオを積極的に調整し、
既存の電源技術の優位性をグリーンエネルギー分野に拡大しています。
リーダーエレクトロニクス社社長の包效禹(バオ・シャオユ)は次のように述べています。
「立徳は創業から50年以上にわたり電源事業を堅持してきました。今後、効率的な経営と製品革新を通じて、エネルギー貯蔵プロジェクトや充電スタンド事業を
含むグリーンエネルギー事業へと展開を図り、新たな成長機会を創出していきます。」